本日の1枚 Lenny Le Blanc

 Lenny Le Blanc / Lenny Le Blanc (CD)

レニ―・ルブラン

レニ―・ルブラン

 
 ルブラン&カーのレニー・ルブランが、1976年にソロでリリースしていたファースト・アルバム。新・名盤探険隊シリーズからの再発で、帯には「ソフト・ロックの隠れた名盤」なんて書いてありましたが、どちらかというとブルー・アイド・ソウルっぽさを感じました。
 しかし、基本はカントリー・ロック的であり、そこにグルーヴィなリズム、とろーんとしたアレンジが加わり、なんともユルユルな味わいがあります。
 
 冒頭の『Desert Cowboy』は、思い切りカントリーな曲なんですけど、呑気だが繊細なアレンジが素敵です。
 グルーヴィなイントロから弾ける『Lady Singer』、ゆるーくカヴァーした『Rag Doll』、爽やかなカントリー・ロック『Hound Dog Man』などなど、地味にイイ曲がいっぱい。
 お気に入りは、とろーんとしたグルーヴィさの中に、美しいハーモニーが光る『Rainy Nights』。まぁ、ルブラン&カーの『Falling』的な良さではあるんだけど。
 
 
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