第18回セレクト合戦 勝手にレビュー satou.Bさん編
ちょうど先週のブログに書いたんだけど、娘(3歳)の通う保育園での節分イベントの際に、娘を置いて抜け出してしまった僕。
それ以降、娘は僕を非難するオリジナル・ソングを歌い続けています。
「チュンチュン、お父さん、鬼さん来たときいなかったー♪」
「チュンチュンチュン、こっちゃん、ひとりで泣いてたー♪」
・・・。こんなイヤミなこと、どこで覚えてくるのだろう。
チュンチュンというのは、何かの楽器の音色らしい。
まぁそんな歌はともかく、娘も音楽好きになってほしいところ。いっしょに聴いたりしたいですね。
さて、そんな娘さんとの素敵な関係がジャケからうかがえる、satou.Bさんのセレクト感想です。
たぶんそうなのかなぁ、と思ってましたが、やはり男気溢れるホットなセレクトでした。
ザ・バンドを軸にした選曲なんですが、実は僕はザ・バンドをあんまりちゃんと聴いたことがないんですよ。やっぱこういうのを聴いて音楽を聴く骨格を作っていかなきゃなぁ、とか思ったりしました。
収録されている曲目は、
01. ALBERT LEE / NOW AND THEN IT'S GONNA RAIN
02. THE BAND / THE WEIGHT
03. JIMMY LAFAVE / CAR OUTSIDE
04. ERIC CRAPTON / WE'VE BEEN TOLD
05. JESSE DAVIS / CRAZY LOVE
06. THE KENNEDYS / LIVE
07. 和久井光司 / ぼくの中の男
08. DAVE PEGG & PJ WRIGHT / KING HARVEST
09. LEVON HELM / CALVARY
10. OLLABELL / CAN'T NOBODY DO ME LIKE JESUS
11. GARTH and MAUD HUDSON / THE WEIGHT
12. JOHN PHILLIPS / OH VIRGINIA
曲目ごとの感想です。
(01) は、まずもう男臭さがにじみ出る曲でスタート。リズムや歌声の響きがアーシーに耳に残ります。
(02) は、所謂ロック名曲ですが、地面の底から響いてくるような、静かながら力強いグルーヴィさがカッコいいです。
(03) は、渋いがハート・ウォーミングな歌声がいいですね。コーラスの女性の歌声も素敵。
(04) は、硬質なドラムが叩く土着的なリズムがカッコ良い。これも女性コーラスが好いですね。
(05) は、イントロのキラキラしたギターの音色でアレッ路線変更か、と思ったら、いやいややっぱり同路線でした(笑)。これも女性コーラスが・・・。
(06) は、穏やかな女性ヴォーカルですが、聴こえる質感はこれまでと全く同じですね。
(07) は、いきなり日本語詞が。なんと、ディランのカヴァーなんですね。
(08) は、どことなくひしゃげた感のメロウさは、英国の蔭によるものでしょうか。
(09) は、リヴォンって咽頭癌になったんでしたよね。力強さの代わりに枯れた味わいがまたいい味です。
(10) は、もし僕がミュージシャンだったら、娘との共演って本当に幸せなことだろうと思います。
(11) は、軽やかなピアノが印象的なこのヴァージョンもいいですね。
(12) は、ラストもピアノが素敵な曲で。全く分かりませんでしたが、バックの歌声はミック・ジャガーなんですって。
ちなみに手持ちは無し、特にお気に入りは(05)です。
- アーティスト: ジェシ・デイヴィス
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