第18回セレクト合戦 勝手にレビュー SHINODAさん編
本日はSHINODAさんのセレクト感想です。
SHINODAさんのセレクトは、いつも王道なようでモンドなテイストも強く、不思議な味わいが魅力なんですが、今回はなんと全曲アカペラ。
風来坊さんの全曲クラシックに匹敵するインパクトの強さでした。
アカペラだけにも関わらず、バラエティ豊かな印象を受け、飽きずに聴き入ってしまう選曲はさすがですね。
好きなミュージシャンの名前が並んでいるのに、手持ちが1枚もないことにちょっとしょんぼり。アカペラはどうも敬遠してしまう傾向があるんですが、やっぱ聴いていかないとなー、とか思いました。
収録されている曲目は、
01. ONE FOR THE BOYS / BRIAN WILSON
02. OVER THE RAINBOW / VOX ONE
03. HAPPY TOGETHER / THE NYLONS
04. FUGUE / THE FREE DESIGN
05. LE MARCHE DE LIMOGES / SWINGLE SINGERS
06. TICKET TO RIDE / THE REAL GROUPS
07. BOTH SIDE NOW / THE SINGERS UNLIMITED
08. JAIR A MORIM / QUARTETO EM CY
09. LA NEGRA TOMASA / VOCAL SAMPLING
10. A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE / THE MANHATTAN TRANSFER
11. THE END OF THE ROAD / BOYZ II MEN
12. ALONE / TATS YAMASHITA
曲目ごとの感想です。
(01) は、まずはブライアンでスタート。「完璧」感でいっぱいのコーラスの重なりは圧巻ですね。
(02) は、お馴染みの曲でこんな風に、て感じで。計算された綺麗な美しさが光ります。
(03) は、低音がこそばゆいコーラスが面白いなぁと思ってたら、どんどんブライアン的な展開に。なかなかに味わい深いですね。
(04) は、フリー・デザインはもちろん大好きなんですが、コレが入ってるアルバムは持ってないのです。シンプルな美しさに魅了されました。
(05) は、押し寄せる「ダバダバ」の波に飲み込まれそうです。特に後半の高速ダバダバが最高。
(06) は、すっごくグルーヴィで、これは単純にカッコ良い。他曲も聴いてみたいですね。
(07) は、ストーリー性のある凝った構成に聴き入ってしまいます。
(08) は、ブラジルの「天使の歌声」。歌声と歌声の間、無音部分のタイミングの絶妙さが素敵すぎます。
(09) は、これは面白いサルサ・アカペラ。リズム隊はどこまでが楽器でどこまでが声なんだろう!
(10) は、洗練されたコーラス・ワークはさすがですね。
(11) は、アカペラものに馴染みのない僕でも知ってる名曲。
(12) は、これまた実は達郎のアカペラ集も持ってないのです、聴かなきゃいけませんねー。それにしても、これだけの厚みのあるコーラスの壁がたった1人の声でできあがっているとは、ただもう驚愕。
ちなみに手持ちは無し、特にお気に入りは(04)です。
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↓SHINODAさん本人の解説はこちら
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