第18回セレクト合戦 勝手にレビュー kazzzさん編

　本日はkazzzさんのセレクト感想です。
　kazzzさんのセレクトは、スウィートなメロウ・ソウルを中心とした選曲。ここ最近のセレクト合戦では、ソウル・ファンの方の参加が少なくなってきたので、なんとも嬉しいところですね。
　結構メロウなものは好きなんですけど、知らない曲がずらりと並んでいます。セレクト合戦に参加すると、まだまだ分かってない分野が多いなぁと実感させられますね。
　また、僕はサザン系のは苦手イメージが強いのですが、kazzzさんが収録されたのはアーバンなメロウ感が漂っていて、都会派（笑）の僕もすんなり聴くことができました。
　
　収録されている曲目は、
　01. Mother Of Love / Eugene Record
　02. Trying To Get To You / Valerie Carter
　03. A Special Occasion / Bill Brandon
　04. You're Messing Up A Good Thing / John Edwards
　05. How Could You Run Away / Jonny Johnson
　06. We Found Love / The Dynamics
　07. (It's Got To Be) Now Or Never / Little Dooley
　08. Bring Back The Love Of Yesterday / The Dells
　09. A Little Bit Of Love / Charen Cotten
　10. The Bells / Originals
　11. You're All I Need To Get By / Marvin Gaye & Tammi Terrell
　12. The Bigger You Love the Harder You Fall / Bobby Taylor & The Vancouvers
　
　曲目ごとの感想です。
　(01) は、まずはイントロのピヨピヨとメロウなシンセの音色に参りましたが、ハイトーンの歌声もまた素敵。全体に浮き上がるような浮遊感もいいですねー。
　(02) は、ライト・メロウなスウィート・ソウルだと思ってたら、この人だったんですね。
　(03) は、サザン・ディープ・ソウルな人とのことですが、都会的なメロウ・フィーリングが心地良く聴こえました。
　(04) は、スピナーズの人。サビの女性コーラスが入るところで、テンポが微妙に変わるあたりが最高です。
　(05) は、これもサザン・ソウルとのことですが、柔らかなスウィートにとろけそう。
　(06) は、スウィートでぶ厚い音とコーラスの壁がカッコ良く心地良い。
　(07) は、これまた素敵なメロウ・ディスコ。ストリングスやヴァイブなどのフィリーなアレンジがポップでお気に入りです。
　(08) は、オープニングの語り部分で一気にヒートアップしました。これも浮遊感あふれるストリングスが心地良くって。
　(09) は、またまたフィリー・タッチなストリングスやヴァイブのアレンジが心地良い。この怒涛の構成は温まります。
　(10) は、どーんとスウィートな音とコーラス。一世一代の名曲とのことですが、すいません、知りませんでした。
　(11) は、実は知ってたのはこの１曲だけなんです。オープニングの微サイケな歌声にすっかり参りました。
　(12) は、ラストはこれまでのメロウな流れから一転、ウキウキにポップなディスコ曲で。軽めの音とディープな歌声との相性が面白いですね。
　
　ちなみに手持ちは無し、特にお気に入りは(03)です。
　

ビル・ブランドン

　
　↓kazzzさん本人の解説はこちら
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