第19回セレクト合戦 勝手にレビュー ryoseiさん編

 ryoseiさんのテーマは「ちあきなおみ」。
 正直なところ全然聴いたことがなかった(『紅い花』と『喝采』くらい)のですが、フレンチな感触の多さに驚きました。昭和歌謡の懐の深さを感じますね。
 さらに言うと、まさか!なセレクトで、ryoseiさんの懐の深さも感じました。
 
 収録されている曲目は、
 01. 星影の小径
 02. 夜間飛行
 03. 愛の形見
 04. それぞれのテーブル
 05. すり切れたレコード
 06. 霧笛
 07. アコーディオン弾き
 08. 横顔
 09. 紅とんぼ
 10. 夜へ急ぐ人
 11. 朝日のあたる家
 12. ねえあんた
 アンコール
 13. 紅い花
 14. 黄昏のビギン
 15. 喝采
 16. 冬隣
 
 曲目ごとの感想です。
 (01) は、昭和の名曲ですが、コーラス・グループのようなオープニングが素敵ですね。アン・サリー版よりもいい!?
 (02) は、途中に挿入されるフランス語の語りの違和感に参りました。
 (03) は、なんとなくフレンチな印象の曲ですね。
 (04) は、これもフレンチ歌謡なメロディ。ちょいとメロウなアレンジもよし。
 (05) は、ついにモロにフレンチ・ポップなアレンジのワルツ歌謡。明暗のつけかたも素晴らしい。
 (06) は、ベースの重さに押さえ込まれるよう。
 (07) は、シャンソン名曲なのでしょうか、これは聴いたことがあります。歌詞も歌い方も、とにかくカッコいいですね!
 (08) は、シンセの音色の使い方がやっぱフレンチ風だなぁ。
 (09) は、で、いきなりの演歌調。うーむ・・・。
 (10) は、ラテン風味のリズムとアコギの刻みがカッコいいですが、歌声の迫力もまたカッコいい。
 (11) は、歌声の迫力ではこれがまた凄い。凄すぎて、この曲だと気付きませんでした。
 (12) は、トークンな歌声もまた有無を言わせぬ説得力があります。
 (13) は、僕でも口ずさむことができる名曲ですね。どこかで繰り返し聴いていたような気がするのですが・・・
 (14) は、ぐぐーっと盛り上げるストリングのアレンジが素敵です。
 (15) は、アンコールならやっぱこの曲ですね!
 (16) は、ラストに相応しい泣かせる曲でした。
 
 ちなみに手持ちは無し、特にお気に入りは(01)(05)です。
 

星影の小径

星影の小径