本日の1枚

 Direct Drive & First Light / Time Machine (LP)

Time Machine - Best of 1981

Time Machine - Best of 1981

 なぜだか自分でも分からないが、今日1日ずっと頭の中でポール・ハードキャッスルの『19』が鳴っていた。
 帰宅後、『19』がレコ棚から発見できなかったので代わりにコレを聴く。
 
 ヒット曲『19』のおかげか、我が国では一発屋と解されているポール・ハードキャッスルですが、実はライト・ファンクなバンドもやっていたのです。後にはスムース・ジャズな名曲もリリースしてますし。
 これは1981年から82年に録音された音源を集めたベスト盤的なアルバム。whatmusic.com からのリリース。
 1980年代初頭のライト・メロウな米国ディスコ・ミュージックを、英国ホワイト・ファンク的に解釈した音楽なんです。
 乾いたビートが生み出す硬質なグルーヴ感と、シンセの音色を中心としたアーバンなライト・メロウさがなかなかに素敵。
 
 タイトル曲『Time Machine』は、爽やかなスキャットがくすぐったいライト・メロウなファンキー・フュージョンフリー・ソウルとかのコンピにでも収録されてそうな逸品です。
 洗練されたディスコ感が素敵なライト・ファンク『Don't Depend On Me』や、ファルセットな歌声が心地良いメロウ・ディスコ『Horse With No Name』とか、意外(失礼?)にも名曲揃いの好盤なのでした。
 
 
 音だけですけど『Time Machine』