第20回セレクト合戦 勝手にレビュー きよさん編

 さて本日は、きよさんのセレクト感想です。
 もしもFURUさんが今回参加されてたら、きっとビートルズのカヴァー集だろうなって思ってたんですけど、なんと、前回に引き続きまたきよさんがやってくれました。
 もちろん僕も考えないこともなかったんですけど、バカなのを4曲も用意できません・・・。
 選曲はいつものきよさんと違い、クラシカルなものやジャジーなものも選ばれています。
 なんでも奥様のCDからも選ばれたとか。仲良しでうらやましいですねー。
 雰囲気違うようで、でもやっぱきよさんらしさも感じられるセレクトでした。
 
 収録されている曲目は、
 01. ヘイ・ジュード / 村治佳織
 02. フール・オン・ザ・ヒル / 鈴木重子
 03. プリーズ・プリーズ・ミー / 東京ビートルズ
 04. COME TOGETHER / FRIED PRIDE
 05. HERE, THERE AND EVERYWHERE / NOON
 06. オブラディ・オブラダ / ザ・カーナビーツ
 07. BLACKBIRD / 畠山美由紀
 08. NORWEGIAN WOODS / 土岐麻子
 09. イエロー・サブマリン音頭 / 金沢明子
 10. JULIA / イノトモ
 11. I WILL / 藤田朋子
 12. レット・イット・ビーかくれんぼ / ポカスカジャン
 
 曲目ごとの感想です。
 (01) は、クラシカルなインスト・カヴァーでスタート。透き通った美しい音色ですが、バチッと弾くようなアコギの音色が印象的です。
 (02) は、続けて美しいアコギの紡ぎが素敵な1曲。特にイントロ部分の美しさに参りました。歌声もいいですけどね。
 (03) は、60's歌謡感いっぱいのハッピーさがいい感じ。コーラスの重ね方とか、結構普通にカッコいいです。
 (04) は、ヒップなカヴァーですね。音数の少なさもスリリングさを盛り立ててる感じで。スキャットとかもカッコいいし。
 (05) は、しっとりと洒落たジャジーさはこの曲にピッタリか。
 (06) は、こりゃ面白い! 太郎、花子って名前に参りました。
 (07) は、声質がこの曲にピッタリな気がします。特にサビの部分とか。シンプルな演奏も好し。
 (08) は、語尾で跳ねるような歌声が、これまたこの曲にピッタリな気がしました。
 (09) は、大名曲ですね。音頭なリズムでも歌声でも、でもなんか高いポップさが滲み出てるのが素晴らしい。
 (10) は、同アルバム収録の湯川潮音と同じような質感の音ですが、湯川潮音のがヒヤリとしてるのに比べ、こちらはじんわりと温まっていくよう。大好きです。
 (11) は、藤田朋子がドゥー・ワップを! こりゃ欲しい。 
 (12) は、おお、まるで「演歌チャンチャカチャン」。こういう1発屋センスな馬鹿モンドな感は大好きです。
 
 ちなみに手持ちは(07)(08)(09)(10)、特にお気に入りは(02)です。
 

プレゼンサ~ザ・ベスト・オブ・鈴木重子

プレゼンサ~ザ・ベスト・オブ・鈴木重子

 なんかボッサなカヴァーとかしてますね。さらに気になる。
 
 ↓きよさん本人の解説はこちら
 http://d.hatena.ne.jp/addsomemusic/20081019