第20回セレクト合戦 勝手にレビュー Gucthyさん編

 さて本日は、Gucthyさんのセレクト感想です。
 前回のセレクトではシコ・ブアルキをテーマに選曲されていましたが、今回はガツンとロックしたセレクトでちょいとビックリしました。
 ロックに情熱を注ぎ込む姿は、アツくカッコよくもあり、そして強烈にバカっぽくもあります。
 また、セレクト全体を包むモンドな感覚も素敵なところです。
 コメディ映画のサントラからの選曲も多く、音楽だけでなく映画にも造詣が深そう。
 
 収録されている曲目は、
 01. School Of Rock / O.S.T.
 02. Baby Snakes / Frank Zappa
 03. Classico / Tenacious D
 04. Bach To Minor / Sapodilla Punch
 05. Gotas De Chuva Na Minha Cuica / Trio Mocoto
 06. Samba Japa / Curumin
 07. Kuntz / Butthole Surfers
 08. Born To Be Wild / Fanfare Ciocarlia
 09. Sambito (Totaru Shock) / Curumin
 10. Just The Two Of Us (Will Smith Cover) / Dr. Evil
 11. Love Me Sexy / Jackie Moon
 12. Super What? / Lyle Workman
 
 曲目ごとの感想です。
 (01) は、非常に聴き覚えのある曲だと思ってたら、「スクール・オブ・ロック」のサントラから。メロディがとてもキャッチーですね。
 (02) は、コーラスとかのヘンテコなアレンジとそれに相反するカッコ良さはさすがザッパ。このアルバム好きですよ。
 (03) は、ツバが飛んできそうな歌声。クラシックのカヴァーって、真面目感とバカっぽさを同時に感じるものが多いですね。
 (04) は、スティール・ドラムの音色の醸し出すモンド感以上に、曲自体の構成がまたモンド感にあふれています。
 (05) は、この盤は中身も確かめずジャケ買いしましたよ。脱力しまくりのカヴァー・センスが素敵すぎ。この曲はそうでもないですが、歌謡曲的なセンスあふれる他曲も好きなグループです。
 (06) は、ラジオ体操の歌とか日本語が散りばめられた珍妙なブレイクビーツ。ブラジルの人と知って軽い驚き。そういえばブラジル的な味わいもある?
 (07) は、おお、バットホールがセレクト合戦で聴けるとは! 20年ほど前ですけど大好きでした。すっかり忘れていたバンドですが、今回のテーマにピッタリな曲が他にもいっぱい浮かんできました。
 (08) は、映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』から。この映画、すっごく見たかったんですけど失念してました。曲は普通にワイルドでカッコいい!
 (09) は、ヘンテコな日本語は6曲目と同じ人ですか。攻撃的な電子音が印象的です。
 (10) は、『オースティン・パワーズ:デラックス』から。懐かしいネタです。
 (11) は、ちょっとナヨナヨ感のある歌声は、セクシーはセクシーでもゲイっぽいか。
 (12) は、Pファンクっぽいノリだと思ってたら、ブーツィーとかも参加しているらしい。ファンキー・ロックなベースとホーンの掛け合いと勢いが単純にカッコいいですね。そしてバカっぽいし。
 
 ちなみに手持ちは(02)(05)(07)、特にお気に入りは(12)です。
 

Superbad

Superbad

 たまにはこんなのもね。
 
 ↓Gucthyさん本人の解説はこちら(ただしmixi
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=972417062&owner_id=17825745