本日の1枚 Santana
Santana / Welcome (LP)
- アーティスト: Santana
- 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: CD
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1973年にリリースされた5枚目のアルバム。
ジャズ・ロック路線の延長上にあり、マハヴィシュヌ・オーケストラのジョン・マクラフリンが参加したりしています。ヴォーカルとしてレオン・トーマスやフローラ・プリムも参加。
カルロスがヒンズー教に傾倒していた時期に制作されたアルバムのためか、全編が宗教的なスピリチュアルさに包まれています、いい意味でね。
土着的なリズムに煌めくエレピなどの音色、そして穏やかな歌声。それらがすべて相俟って浮遊するグルーヴィさは、アフロ・ジャズ系のディープ・ハウスが好きだった僕にはとても魅惑的に思えました。
ちなみに、ギターをギュンギュン弾きまくる曲がちょっと苦手な僕にとっては、サンタナ史上で最も好きなアルバムなのです。(それならサンタナなんて聴くな、と言われそうですが・・・)
お気に入りはヴォーカルにレオン・トーマスを迎えたA面の2曲。『Love, Devotion And Surrender』は、軽やかなパーカッションとエレピに男女の掛け合いヴォーカルが素敵なライトなメロウ・ラテン・ソウル。『When I Look Into Your Eyes』は爽やかフリー・ソウルな味わいで、メロウ・ブリージンな風の中から湧き上がるグルーヴィさにしびれます。
ヴォーカルにフローラ・プリムを迎えた『Yours Is The Light』は、浮遊感のあるブラジリアン・フュージョンな演奏に、彼女の高音スキャットが舞い上がります。
ジョン・マクラフリンと延々ギターを重奏する『Flame-Sky』は、やっぱりちょっと苦手。
Love, Devotion And Surrender
Yours Is The Light