本日の1本 女番長ブルース 牝蜂の逆襲
女番長ブルース 牝蜂の逆襲
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2008/08/08
- メディア: DVD
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非行グループ「アテネ団」の女番長、玲子。暴力団予備軍や学生愚連隊と微妙な関係を続けながら、美人局や万引きなどを毎日繰り返している。ある日、彼女に目をつけた暴力団の陰謀に気付いた玲子は、、、というストーリーです。
鈴木則文監督、池玲子主演の「女番長ブルース」シリーズ第1弾。
天知茂や安部徹、小松方正、賀川雪絵、由利徹、山城新伍、大泉滉、さらに歌手役でピーターも出演しています。これがまた配役で、それだけでOKな感もあります。
まず圧倒されるのは、池玲子の存在そのものの迫力。当時はまだ18歳くらいだったはずですが、信じられないくらいの威圧感に圧されます。スケバンというより、ヤサグレな雰囲気がいいですね。
そして主人公なのにリンチされたり、あんまりなシーンも目白押し。もちろん意味無く乳を出す場面も頻繁にあり。けれどそれがまた妙にカッコいい。特に半裸で賀川雪絵と決闘するとこなんかが秀逸ですね。
暴力団相手に立ち向かう、て書いてあったので、もっと池玲子の立ち回りがあるかと思ってたんですが、血飛沫をあげるバイオレンス・シーンを演じるのは男優たちが中心でした。それはそれでリアルか。
暴力シーンもまぁ好いのですが、想定外にカッコ良かったのはオートバイや車でのアクション・シーン。
もちろん、池玲子の乳を中心に据えたエロ・シーンも素敵ですよ。
この映画と言えば、やはり走るオートバイ上での集団XXXシーンでしょう。なんとも馬鹿らしい発想に参りますが、これまたカッコ良い、て感想がピッタリ。
全体を包む場末な空気感も素晴らしいですが、主人公以外が無駄死にする あんまりなラストには呆然としてしまいました・・・。
そのまま無常に響くエンディングの歌がまた相応してグッときましたけどね。