本日読んだ2冊
「ロックとメディア社会」
- 作者: サエキけんぞう
- 出版社/メーカー: 新泉社
- 発売日: 2011/10/15
- メディア: 単行本
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前半はロックの歴史のおさらい的であり、音楽ファンであれば聞いたことのあるような話が多いが、日本でのロック進化の独自性を述べていく段になると、前述のような冴えた持論が展開されていきます。
グループサウンズに日本人の文化的普遍性を見出したり、アイドルに情報の交差点としての役割を期待したり。
ポップ・ミュージックを死に絶やさないために、今一度何ができるか考え直していきたい。
「でんしゃはうたう」
- 作者: 三宮麻由子,みねおみつ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: ハードカバー
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ただ電車で聞こえる擬音を綴っているだけなんですが、その擬音が秀逸。
普通に走ってるときは「たたっつつっつつどどん」、鉄橋に差しかかると「ごどんどどっどどででん」とか。
読んでると子もマネしたりして、楽しくなること請け合いです。