本日の1枚 Yellow Sunshine
Yellow Sunshine / Yellow Sunshine (LP)
ギャンブル&ハフのGAMBLEレコードから1973年にリリースされた、ちょいとスペイシーにジャズ・ファンクなアルバム。
メンバーの中心は Chambers兄弟。あのMFSBのChambers兄弟です。とてもグルーヴィなんですけど、サイケなテイストを強く感じます。果たして本人たちが意識していたのかは分かりませんが。
例えばインスト曲の『The Greetch』や『Apollo 17』なんて、グニャグニャした感触がとてもサイケっぽいよなぁ。
このバンドの有名曲といえば、Ultimate Breaks & Beatsに収録された『Yellow Sunshine』。いかにもレア・グルーヴィな曲で、確かにドラムのブレイクがすっごくかっちょいい。
メロウ&ファンキーなサウンドにノリノリで被さるコーラスは、なぜか微妙に儚げに聴こえたりもする。ファンキーなんだけど。
ゆるゆるイージーに煌めく『All Along The Seashore』、アーシーなグルーヴィさからサイケ感もほとばしる『Tell Me Who Can Say』など、70年代らしいジャズ・ファンク・グルーヴがどれも素敵。
僕のお気に入りは、心地良いフュージョン系なラストの『Happiness』。ミニマルなリズム感覚とメロウさ、キラキラ感にとろーんとなります。
Yellow Sunshine
Happiness