本日読んだ2冊

 「粘膜戦士」

粘膜戦士 (角川ホラー文庫)

粘膜戦士 (角川ホラー文庫)

 帯に「猛毒ミステリ・ホラー」と書かれているが、猛毒さを描くためにミステリやホラーの手法を使用しているような印象であります。
 過去の粘膜シリーズと同じ世界観ですが、しかし全く飽きない圧倒的な気持ち悪さ。人体破壊なグロい描写も然ることながら、肉食のムカデを鼻に入れる拷問とか、もうたまらない気持ち悪さにゾクゾクきます。
 
 「変な給食」
変な給食

変な給食

 タイトルどおり、各地の変な給食を再現写真付きで紹介。面白そうと思って読んだのだが、しかし、全く笑えない。
 ただ著者の悪意がモロに伝わってくる文章に辟易する。合間のコラムはちょっと「トンデモ」な趣があり、それはちょっと違う意味で笑えた。