本日読んだ2冊

 「政治と思想 1960-2011」

政治と思想 1960?2011 (平凡社ライブラリー)

政治と思想 1960?2011 (平凡社ライブラリー)

 インタビュー形式で柄谷行人のエッセンスをわかりやすく語っています。読んだら「トランスクリティーク」や「世界史の構造」が分かったような気分になれるよ。そんな意味でお得。
 震災後のインタビューでは、特にデモの意味を再考し、その重要性を語っています。実践的な動きには心を揺さぶられたが、しかしそれがデモではちょっと共感できないよ、すいません。
 
 「放課後はミステリーとともに
放課後はミステリーとともに

放課後はミステリーとともに

 学園ものミステリ短編集。主人公は探偵部副部長であるが、謎を解決するのは周囲の同級生や先生だったりするユーモアさが好し。
 軸となるストーリー展開は十分に面白いので、ムリに笑わそうとする表現は余計だと思う。