本日の1本 デッドコースター

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2 [DVD]

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2 [DVD]

 
 ハイウェイの手前で信号待ちをしていたキンバリーは、トラックに積まれた丸太が崩れ落ちたことから次々と衝突が連鎖する大事故の予知夢を見る。キンバリーが車を発進させなかったおかげで、後続の車を含め7名が幸運にも事故を回避できたが、その7名に次々と謎の死が襲いかかり、、、というストーリーです。
 (以下、ネタバレあり。)
 
 ファイナル・デスティネーション・シリーズの2作目。同シリーズの中でも名作と評する人の多い作品です。
 監督は「マトリックス・リローデッド」のアクション監督、デヴィッド・エリス。とりあえず開始すぐの事故シーンが強烈。ぼっかんぼっかん本物の車が大破していくクラッシュ映像の迫力が凄い。
 いきなり作品の序盤にこんな大技を炸裂させて後はどうなるのか。
 いよいよストーリー本編が始めると、その後は悪趣味な人体破壊映像で最後までグイグイと引っ張ります。
 
 登場人物たちがいったいどんな死に方をするのか、伏線っぽい映像が数秒単位でつぎはぎ編集されるため、一瞬たりとも画面から目が離せない。
 最後は「オチ」のようで締める、そのユーモラスさにより、ゴアなシーンもワクワクして受け入れられるのであります。
 
 何より、明るい映像で人体破壊シーンを見せ続けることは、過去のショック映画ではなかったことじゃないかな。
 真っ昼間に身体がバラバラになる。これは、特撮にも自信がなければできないことでしょう。
 
 
 ラストでは、バーベキューしてるときに少年が爆発に巻き込まれてバラバラに飛び散り、腕が食事中のおばさんのお皿に着地。
 
 うーむ、悪趣味だが、いいなぁ。