本日の1本 カウボーイ&エイリアン
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2012/03/23
- メディア: DVD
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(以下、ネタバレありです。)
西部劇にエイリアンを結びつけるという、なんともまぁアホらしいお話でありますが、製作総指揮はスピルバーグ、監督はジョン・ファブロー。そして、主役となる記憶を失った賞金首の男をダニエル・クレイグ、町の権力者をハリソン・フォードが演じています。
CGを駆使した特撮などもそれなりに金かかってそうですが、しかし、やはりアホらしすぎるぞ、おい。
2メートルくらいの身長で素早く動き回り、かつUFOを乗り回す進んだ文明をもつエイリアン。けれども、拳銃しか武器のないガンマンや弓矢や槍で戦うインディアンが互角に勝負してるぞ、おい。
ちょっと弱すぎないか。しかも挙げ句に少年にナイフで刺し殺されたりしてるぞ。
また、西部劇にエイリアンという発想はなかなか好いんだけど、なぜかどこかで観たように思えてしまうのも残念。
人間を釣り上げるのは「宇宙戦争」みたいだし、金を採集しているのは「世界侵略」と発想が同じだ。
宇宙船の中のシーンなどはかなり「エイリアン」してるし、またエイリアンの見た目も動きも「エイリアン」してる。
宇宙船を襲撃、交戦するシーンも構図もなんだか観たことがあるような気がするなぁ。
と、エイリアン絡みの部分はどうも不満が多いんだけれど、記憶を失った元強盗、強欲な権力者、白人を憎むインディアンなどがエイリアンとの死闘を通じて徐々に心を通わせていく人間ドラマは結構いい感じであります。
あまり何も考えないで観たら、スカっと楽しめる作品ではありましょう。