本日の1枚 Madeline Bell & David Martin
Madeline Bell & David Martin / Together Again (CD)
Together Again + 3 Bonus Tracks
- アーティスト: Bell & Martin,Madeline Bell,David Martin
- 出版社/メーカー: Angel Air
- 発売日: 2012/03/26
- メディア: CD
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ロジャー・クックが率いたソウル&ポップなグループ、ブルー・ミンクでヴォーカルを務めたマデリン・ベルと、英国のシンガー・ソングライター、デヴィッド・マーティンのユニット。1981年のリリース。
ということしか情報がないのですが、これがなかなかナイスにディスコしてるアルバムでした。
オープニングの『Who's Kiddin' Who』はとりあえず勢いが凄い、そして熱い。ブラックスプロイテーション・ムービーのサントラが相応しい、大仰に疾走するサウンドであります。
こんなアルバムなのかと思いきや、2曲目の『Lonely Nights』は軽やかなディスコ曲。上から語りかけるようなマデリンの歌声が素敵です。
ディスコ系では、ややアーバン・メロウなダンサーの『Whatever The Time Of Day』が好いな。ストリングスなどのアレンジが、なんとなく「青春」してます。
お気に入りは、バカラック的な柔らかさもありつつ、浮遊感たっぷりなメロウ・フローターの『Together Again』。穏やかな男女ヴォーカルの掛け合いもまた素晴らしい。
同様に柔らかなホーンの音色が心地良い『I'm Not Really Me Without You』も好いな。
ボートラでは、ソフト・サイケな味わいの『Every Time We Say Goodbye』にグッときました。ファンキーさを押し殺した歌声にキュンときて、マデリンはこんな儚げな声でも歌えるんだと感心したら、この曲の女性ヴォーカルは別人でした。おいおい。
Together Again