本日の1枚 Elbow Bones & The Racketeers
Elbow Bones & The Racketeers / New York At Dawn (CD)
NEW YORK AT DAWN ~ EXPANDED EDITION
- アーティスト: ELBOW BONES AND THE RACKETEERS
- 出版社/メーカー: HOT SHOT RECORDS
- 発売日: 2012/03/19
- メディア: CD
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キッド・クレオールが手掛けた大所帯バンド、1984年リリースのアルバム。
スウィング・ジャズからディスコなサウンドは、やはりオリジナル・サヴァンナ・バンドの系譜にあるのですが、さらに歌謡曲寄りなラテン・テイストであります。どこか懐かしいサウンドなんだけど、それは昭和歌謡に対する懐かしさと同種であるように思えます。
さて、とりあえずは冒頭の『A Night In New York』。豪華なホーン・セクションが下世話に盛り立てる、多幸感いっぱいのディスコ曲。コケティッシュな女性ヴォーカルも素敵です。
続く『Other Guys』もハッピーな音なんですが、トライバルなパーカッションとダブな音処理がモンド・ジャズなテイストであります。
この1曲目と2曲目がもう最高でして、そのためにアルバム買っても損はないという感じでして。
4曲目以降は、ビッグバンドな演奏のせいだけでなく、昭和歌謡な雰囲気の曲が続きます。ディスコしてはいますが。
微妙に場末な、インチキ臭いラテンなテイストもそれはそれで好し。
CDにはボートラが6曲収録されていますが、その中でのお気に入りは『Happy Times (Extended Version)』。
スリリングなアレンジの中で拙く浮遊する、キュートな女性ヴォーカルにキュンときます。
A Night In New York