本日の1本 マカブル 永遠の血族
- 出版社/メーカー: オンリー・ハーツ
- 発売日: 2012/06/08
- メディア: DVD
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車で走行中に、強盗に襲われた娘を助けた若者たち。彼女を家まで送り届けた彼らは夕食に招待されるが、その食事には睡眠薬が、、、というストーリーです。
(以下、ネタバレありです。)
インドネシアのモー・ブラザーズが手掛けたスプラッタ・ホラー。とりあえず「田舎に行ったら襲われた」系の一種であります。
ゴア・シーンが強烈だとの前評判をちらりと聞いてましたが、そっち系はまぁそんなに激しくはないですね。
強烈に血糊べったりではありますが、内臓ぐっちょりなシーンとかをまともに写すことはありません。
とはいえ、「悪魔のいけにえ」の狂ってる感や「屋敷女」の気持ち悪い感などをきっちりと受け継いでいる作品であります。
しっかり首チョンパしてるのは好感度大であります。
殺人鬼な一家は、女主人とその息子&娘、使用人の4人。正確に言うと殺人鬼ではなく、人肉を喰らうことで永遠の生命を得ようとしているモンスター(?)一家。そいつらが犠牲者を捕獲しては解体、喰っちゃうというお話ですね。
で、前述のとおり、解体したり喰ったりするゴア・シーンは決して酷くはないのですが、そうじゃなくて、とても「痛い」映像がなかなか凄いのです。
こういう痛さが伝わる映像が、生理的嫌悪感をグッと高めます。
ヒロイン役も関係なしに顔面フルボッコにされてますし。
しかし、この作品の一番の見所は、女主人役の狂気に溢れた立ち居振る舞いでしょう。
何もせずに座ってるだけでも、すっげえ怖いんです、この女優さん。なんか蛇とかの爬虫類を見ているような不気味な感覚。
そんな女主人、ラストではチェーンソーを振り回し大暴走。
ひぇー、ジェイソンとかより怖いよ!