ここ数日で読んだ4冊
「ビブリア古書堂の事件手帖 3」
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/06/21
- メディア: 文庫
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ただ、探偵役の栞子と母親を巡るストーリーに主軸が置かれてしまったようで、次作に向けての伏線だらけなのが期待と同時に不安もね。
「山手線探偵」
山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫)
- 作者: 七尾与史
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2012/06/05
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Amazonの紹介文には「ほんわか下町人情満載のユーモアミステリ」とありますが、いきなり小学生が電車に轢かれる残虐な場面から始まります。さすが、七尾与史。
予想どおりの結末とはいえ、張り巡らされた伏線の回収はお見事であります。シリーズ化されそうなので、ちょっと気がかり。
「しあわせなミステリー」
- 作者: 伊坂幸太郎,中山七里,柚月裕子,吉川英梨
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/04/09
- メディア: 単行本
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全然「しあわせ」じゃないし。
けど、シリーズものからの一品が多いせいか、キャラが立ってる作品ばかりで楽しめました。柚月裕子の検事・佐方貞人シリーズは読んでみよっと。
「日本の大転換」
- 作者: 中沢新一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/08/17
- メディア: 新書
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しかし、結局は何の内容も無いのに、日本の将来について意義ある提案をしているかのように見せる筆力は凄いと思う。例えば、主語を「わたしたち」で統一したりとか、巧みであります。