本日の1枚 Perfume

 Perfume / Spending all my time (CDS)

Spending all my time (初回限定盤)(DVD付)

Spending all my time (初回限定盤)(DVD付)

 
 とりあえずパフューム新譜です。
 タイトル曲『Spending all my time』は、ちょっとトランスなテイストの、ミニマル度の高いシンセ・ハウス。従来多かったいわゆる乙女ハウスな楽曲群とはかなり趣が異なります。
 YouTubeで見たときは軽い音に思えたのですが、CDで聴いたら重低音がブリブリと効いていて結構攻撃的な音であります。
 延々と繰り替えされるシンセのフレーズと、平坦かつキャッチーなメロディの繰り返しによるループ感がとても心地良く、PVでの無機質な手の動きとあわせて聴くとゾクっときちゃいます。
 平坦なメロディを揺らめきながら辿る彼女たちの歌声も素敵で、ずっと最後まで英語詞だっらもっとよかったのにと思っちゃった。
 いきなりフェードアウトして終わっちゃう物足りなさもまた好し。
 
 カップリングは2曲。
 『ポイント』は、なんと思い切りドラムンなリズム。その凶暴なリズムに、きらめきサウンドと穏やかな歌声がまた好し。
 『Hurly Burly』は、レイト80'sのアシッド・ハウスしてる冒頭の10秒ほどでいきなり参ってしまいました。
 ヴォーカルが入ると一気にアッパーに盛り上がっていきますが、プログレ的な展開を続けるシンセのアシッド感はそのままで、こりゃまた参ってしまいました。
 こちらもヴォーカルのループ感が素敵すぎで、うーむ、凄い曲。『Hurly Burly』、今年になって聴いたすべての曲の中でも一番のお気に入りなのでした。