本日の1本 ゾンビズ・シティ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: DVD
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ゾンビ・ウイルスが蔓延する世界。感染から身を守りながら生き延びる人々の中から、ウイルスに感染しない子供たちが生まれ始めた。その1人、カミーユは、母親の遺言に従って海に向かう、、、というストーリーです。
(以下、ネタバレありです。)
南米はチリの作品。
子供主観のゾンビ映画、というパッケージの謳い文句に惹かれて観てみました。
軍隊がゾンビを殺しまくったり殺されたり、そして主人公の母親がゾンビに襲われたり、軍隊が子供たちを捕まえようとしたりと、まぁ普通にゾンビ作品な展開で始まります。
しかし、ある程度観ていると、うーむ、こりゃゾンビ映画じゃないな、とか思い始める。
荒涼とした住宅地を歩く少女カミーユの姿と、交錯する病院での記憶。
モノクロをベースにしながら、血など部分部分で配色される映像美。それを魅せることに力が注がれています。
何かの映画のマネっこな感はありますが、まぁそれが結構悪くない。
また、ゾンビ作品らしいゴアな場面はほとんどありません。
そのかわり、子供が虫を食べたり、軍隊が子供たちを撃ち殺したりとか、不快なシーンが随所にあるんですけどね。
そして、驚愕のラスト。
浜辺に着いたカミーユたちを待っていたのは、巨大なタコのモンスター。タコは触手を伸ばし、追ってきた軍隊のヘリを次々と破壊します。
ええっ、なんで!
気がつけば、カミーユたちはなぜか半魚人に変身し、嬉々として海の中に向かっていきます。
この時点ではまだ意味不明でしたが、エンドロール前にやっとネタバレされます。
やっぱりゾンビ映画じゃなかったのか・・・
(」・ω・)」うー! (/・ω・)/にゃー!