本日の1本 スノーホワイト
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: DVD
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王である父を魔女に殺され、国を乗っ取られ、幽閉されているスノーホワイト。女王は永遠の若さを手に入れるためスノーホワイトの心臓を狙うが、彼女は脱出に成功、森に逃げ込み、、、というストーリーです。
(以下、ネタバレありです。)
「白雪姫」をモチーフにしたアクション・ファンタジーな作品でした。
しかし、ヘンにグリム童話をなぞってドラマがないし、戦闘シーンなどもイマイチどうも迫力不足でパッとしない。
何より不満なのは、登場人物たちの内面を描きそうで描かずに終わってしまうストーリーの中途半端さ。
女王ラヴェンナはなぜ魔女と化したのか、その下僕として生きるラヴェンナの弟の確執は、、、などなど、伏線がありそうで何もなしに終わってしまいます。
スノーホワイトを守ることになったハンターのエリックと、彼女の幼馴染みで彼女を信奉するウィリアムが、毒リンゴのエピソードに絡んで三角関係にもつれ込むのか、と思いきやこれまた何もなしに終わってしまうのは、いくらなんでも酷いんじゃないかい。
とまぁ不満点ばかり挙げましたが、ラヴェンナ役のシャーリーズ・セロンはとっても素晴らしい。
恐ろしげな威厳をたたえた美しさに、思わず目が離せなくなってしまいました。
あとは森の中の不思議世界な映像美はなかなかのものでした。
しかし、なんだか宮崎駿っぽすぎやしないかい。