本日の１本 シャーク・ナイト

シャーク・ナイト [DVD]

　
　バカンスに田舎の湖を訪れた学生６人組。さっそくマリンスポーツを楽しみ始めたが、ウェイクボードで水面を滑るマッチョ学生に向かって忍び寄るサメの影が、、、というストーリーです。
　（以下、ネタバレありです。）
　
　「ファイナル・デスティネーション」と「ホステル」の製作陣が、、、という謳い文句に惹かれて観てしまいました。
　まぁたぶん駄作であろうと覚悟して観たんだけど、その覚悟が打ち砕かれるほどにどうしようもない作品であります。
　とりあえずストーリーが酷い。スナッフビデオで儲けようとする男たちが人食いザメを飼育してバカ学生を襲わせる、という基本軸は許せるとしても、あまりに深み、説得力がない。
　特に悪役の描き方がイマイチです。なんというか、このテの犯人役に必須な「狂気」が全然感じられないのです。
　
　また、「ファイナル・デスティネーション」と「ホステル」のタイトルをプッシュする割りには、ゴアなシーンがあまりに少ない。というか、全然ありません。
　
　サメの顔が近付いてきた後は、水面が真っ赤に染まって終わり。
　人体を喰いちぎられて内臓がハミ出したりとか、喰われてるところの映像を期待して観たんですけどね。それがない。
　
　あと、このタイプの作品につきものの、無意味なエロ・シーンも無いのです。アホっぽい女子大生が３人もいるのに、誰も脱がないんですよ！