ピラニア
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: DVD
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1978年に製作された同名映画を、アレクサンドル・アジャがリメイクした作品。
いやぁ、なめてました。だって、ただピラニアが人を襲うだけの映画だと思ってたんだもの。
いやいや、実際にピラニアが人を襲うだけの映画です。でも、凄いんです。
まずはこの冒頭のほうで発見された遺体を見てみましょう。
まるでゾンビであります。しかも、目からウナギが頭を出してるという凝り様。
そう、とにかくグロなシーンが強烈なのだ。
ピラニアなんて単なる道具にすぎず、いかにしてスプラッタ描写を見せつけるかに全力が注がれています。
ピラニアに喰われる描写のエグさも当然ながら、泳いでる人の頭にボートがぶつかって潰したり、ボートのスクリューに髪の毛が絡まって頭の皮が剥がれてしまったり、パニックになった群衆による人災でもガンガンと人々が惨殺されます。
人体がバラバラに引き裂かれ、舞い踊る血飛沫。青空や海の美しい青い色と血飛沫の赤い色など、色彩感覚が非常に素敵なのです。
そして、もちろんエロな描写にも力を入れています。
湖畔でも「Tシャツ濡らし大会」が催されているし、主人公の男の子はポルノ映画の撮影のお手伝いをしたりしています。
といっても、あくまでも健康的なエロさの範囲に収めているところがまた好感が持てますね。
ポルノ映画の監督はなんとチンチンをピラニアに喰われて絶命!
臨終の言葉は「濡れたTシャツ、見たいよ」。台詞もなかなか気が利いてるねぇ。
この作品、劇場公開時には3Dで観れたようです。飛び出すピラニアを見たかったよ!